ブログ・お知らせ

2019年3月

  • スポーツを行うにおいて一番怖いのは怪我だと思います。いくら練習をしても怪我をすると試合に出られなくなるからです。だからといって怪我を恐れて練習をしなければ上達していきません。怪我を未然に防ぎ練習を継続する事はとても重要な事です。
  •  捻挫や打撲の様な急性な怪我は除いて身体に痛みが出るというのは、疲労に回復が追いつかなかった場合に起こります。練習により疲労が溜まりやすく、回復の遅い選手は怪我をしやすいという事です。逆に言えば疲労が溜まりにくく、回復の早い選手ほど怪我は少ない訳です(どのような選手が疲労が溜まりにくいかは前回のブログを参考にして下さい)
  •   疲労に回復が追いつけば怪我をしないという事は、毎日千球投げても次の日に回復していれば痛みは出ないという事になります。でも、こんな事不可能ですよね。ですので疲労を溜めすぎないように練習量の調節や、回復を促す身体のケアも怪我を未然に防ぐ大事な要素になります。
  •  マッサージや針は血液循環を促す事により回復を早めます。我々治療師は患者様の回復を早める事により疲労から起きた怪我の治癒を早めている訳です。
  •  話は少し変わりますが、プロ野球選手は結果により大きく年俸が変動します。怪我によって試合に出れなくなる事はとても大変な事です。
  •  その為今は多くのプロ野球選手が個人トレーナーを雇っています。これは怪我を治すというよりも、普段からマッサージ、針等で身体の回復を早め、怪我を未然に防ぐ事が大きな目的です。
  •  私が治療院業務の他に行なっている個人トレーナーの仕事は、一年を通して怪我を未然に防ぐ事が第一の目標となります。オフシーズンは疲労を溜めにくい身体作り、オンシーズンは回復を目的としたマッサージや針をメインに行います。
  •  怪我を治す事はもちろん大事な事ではありますが、一番良いのは怪我をしない事です。トレーニングによる身体作り、マッサージ等の身体のケア、そして練習の量をしっかりとコントロール出来れば怪我を未然に防ぐ事は可能となってきます。
  •  一流の選手ほど練習と同じくらい身体のケアを大事にしています。大好きな競技を怪我なく続けていけるように、治療目的だけではなく予防の為にも是非マッサージや針等をご活用ください。当院がそのお役に立てれば嬉しいです。
  • ここまで読んで頂きありがとうございました、
  •  投球障害が起こる原因は主に以下の物があげられます。
  • ・筋力不足
  • ・フォームの悪さ
  • ・オーバーユース(使い過ぎ)による疲労
  •  よく軟式ボールから硬式ボールに変えたら急に肩や肘が痛くなったという話があります。ボールが重くなる分身体の負担が多くなり、肩、肘に疲労が溜まり痛みとなっていくのです。

 皆さんがキャッチボールをする場合、雨に濡れた重いボールと新品の軽いボール、どちらを選びますか?と聞かれたらほぼ全員が新品の軽いボールを選ぶと思います。軽いボールの方が身体に負担がかからず投げやすいのは全員に共通する事です。

 野球を行う場合、全ての選手が同じ重さのボールを使わなくてはいけません。筋力の強い選手は筋力に乏しい選手に比べボールを軽く扱う事が出来ます。この為、多くの練習に耐える事が可能になります。

 プロ野球は大きな身体で筋力の強い選手が多いです。階級別の競技ではない野球において、身体が大きく筋力の強い選手が有利なのはもちろんですが、筋力の強い選手の方が多くの練習に耐えられる事が大きな要因となります。筋力不足の選手は練習で疲労が溜まりやすく、怪我に悩まされる事が多いのです。

 身体に負担の少ない良いフォームを身に付けるには練習しなくてはならず、練習に耐えられる身体でないと良いフォームは身につかない、野球において技術と筋力は両方とも重要な物です。

 当院では怪我を予防し、競技に有利になる身体作りの為にパーソナルトレーニングを取り入れております。多くの選手を指導してきましたが、トレーニングで身体作りをしっかり行う選手の方が圧倒的に怪我が少ないです。

 パーソナルトレーニングは基礎種目をメインにトレーニングフォームを最重要視して、オーバーユースを避けながら筋力を求めていきます。

 ウエイトトレーニングは普段使わない重さを扱う為、量、頻度、種目を間違えるとオーバーユースに陥りやすくなります。他に技術練習がある競技では尚更です。

 トレーニングは計画を間違えると、一生懸命な選手ほど怪我をしてしまいます。まずは丁寧なカウンセリングを行い、トレーニングの説明、その後しっかりとしたトレーニングフォームから指導させて頂きます。

 随時ジム見学やパーソナルトレーニングの質問等受け付けておりますのでお申し付け下さい。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

野球の怪我と言えば一番最初に思い浮かべるのが肩、肘の疾患ではないでしょうか?プロ野球でも名選手が肩、肘疾患に悩まされ引退するケースが多くあります。
痛める原因は常に議論されますが、理由は関係なく一番の原因は(投げる)からです。当たり前な話ですが投球障害は投げる事により発生します。この投げるという行動に何か問題が絡む事が投球障害が発生する理由です。
考えられる問題は様々な物がありますが、このブログを通じて少しずつ皆様に御説明させて頂き、怪我の予防に役立てて頂ければ嬉しいです。
次回は投球障害の予防、リハビリの為になぜトレーニングが必要なのかも含め、私のパーソナルトレーニングを御説明させて頂きます。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。